今回は松下幸之助の運に関するエピソードから運というものについて考えて考えてまとめていきますので最後までご覧いただければと思います。
松下幸之助が考える運について。
松下幸之助は運に関してある考えを持っていたということが分かっております。自分が面接したときに運について最後に聞いていたということが分かっております。
あなたは運がいいですか?
この質問に運が悪いと答えた人は高学歴であってもそれまでの面接の内容が良くても採用しなかったということが言い伝えられています。
なぜなのか?ということはわからないので自分のことを運が悪いと思っている人間は悪いと判断していたということが分かります。
さらに松下幸之助本人にも運に関して分かっていることがあるのでここからそのことについて触れていきます。
松下幸之助本人の運に関するエピソードについて。
松下幸之助は自分でも運がいい人間であるということを言っております。このようなエピソードがあります。
若い時に海に落ちて、溺れ死にそうになったけど、夏だったから助かった。
自転車に乗っていたら車にぶつかって、線路に投げ出されたが、電車が2メートル前で止まってくれたおかげて、命を取り留めた。
松下幸之助は海でおぼれたが助かった。電車にひかれそうになったが助かった。
一般的には不運であるということも肯定的な解釈をしているということです。
自分が運がいいから助かったんだと。
このほかにもいくつもエピソードがありますが、松下幸之助は自分が運がいい人間であると解釈していたということです。
実はこのことがものすごく大切であるということです。
外国の調査でこのようなことが分かっております。その調査の内容についてここから触れていきます。
運に関するある調査について。
実は外国である調査が行われたという情報があります。
自分は運が悪いという人と自分は運が良いという人を集めて、入念な準備のもと実験をし、その人達が喫茶店の前に落ちている5ポンド札の存在に気づくか、そして喫茶店の中に入り、どのような行動を取るかを調べました。この実験で、自分は幸運だと答えた人は、喫茶店の前に落ちている5ポンド札に気づき、喫茶店の中に入ると「実業家」の横に座って、自己紹介をし、コーヒーをご馳走して、会話をし始めたのに対し、自分の人生は不運ばかりだと答えた人は、5ポンド札の存在にも気づかず、「実業家」の横には座りましたが、その後、話しかけることはありませんでした。
この実験から分かることがあります。現実は同じであるということです。店の前に落ちているのは5ポンド札。店の中に実業家がいるということ。
この同じ現実ですが運がいいかあるいは悪いかという解釈の違いが全く違った結果がでるということがわかっています。
またこの実験結果には続きがあります。実験の後に両者に話を聞いたそうです。
●運がいいと思っていた人物:5ポンド札を発見したことを喜び実業家と話したことを詳しくいった
●運が悪いと思っていた人物:表情を出さずにかわったことはなかったと答えた
5ポンド拾ったかどうかということで大きく現実が変わりますね。僕ならラッキーと思ってテンション上がりますけどね。実業家は緊張して話せないかもしれないですけど汗
同じ現実が目の前にあります。しかし解釈が変わりその後が変わるということをこの実験は示しているということです。
ここからあることが分かります。
私は運がいいと思っていれば運がよくなるんだと僕も思います。
よく運がいいかどうかということが話題になりますが解釈次第で変わるということではないでしょうか?目の前にあることに対する解釈が肯定的か否定的かあるいは考え方が前向きか後ろ向きかどのような心のもちようかということが運がいいとか悪いとかの違いだと思います。
この世の中には運のいい人は存在しない。
自分が運がいいと思えば運がよくなるというかんじだと思います。
何かしらの参考になっていただければ何よりです。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。