決断できない心理の原因とファスト&スローという考え方について。

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今回は決断できない心理について考えていきます。優柔不断ではないし人としてダメでもないということです。考え方を変えれば解決するという話を書いていきますので最後までご覧いただければと思います。

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人生は選択の連続という言葉について。

聞いたことがあると思います。

毎日過ごしていくうえで

あらゆる選択をします。

今日着ていく服はどれにしようか。

ささいな決断であっても、精神的なストレスを増加させ、1日の認知機能を低下させる

決断できない心理の原因は選択肢が多いということ。

つまり選択肢を減らせばいいということです。

このような検証結果があります。

スーパーマーケットにジャムの試食台を設置して人々がどう反応するか実験したところ、選択肢の少ない場合により多くの消費者がジャムを買っていった

6種類のジャムを置いた条件では30%の人々がジャムを購入したのに対し、24種類のジャムを置いた条件では購入者がわずか3%に留まりました。

「豊富な選択肢は返って人々を圧倒し、比較検討するのを困難にして決断できなくさせている」

このことから
毎日洋服選びに悩むということであれば

洋服の数や種類を減らせばいいということです。

またこのこと以外にも

知識が必要であるということ

もわかっています。

ファスト&スローという考え方について。

少し難しいですが
考えていきます。

アメリカの心理学者ダニエル・カーネマン氏が有名な著書『ファスト&スロー(Thinking, Fast and Slow)』で唱えた考え方

カーネマン氏によると「人間はシステム1とシステム2という2つの異なる情報処理のメカニズムを使っている」という。

システム1とは、自動的・直感的・無意識的なもので、思考の努力をほとんど必要としない速い思考

具体的には「2つの物体のどちらが遠くにあるかを見分ける」とか「音の聞こえた方を感知する」などで、これらに思考の労力は必要ありません。

習慣化もシステム1に属します。

システム2とは、目的意識を持って熟慮を働かせる「遅い思考」のことです。

※早い思考と遅い思考があるということ。

常に自動で働いているシステム1で処理しきれない問題に遭遇したときに使われ、大きな労力を要します。

意識的な選択や決断はこちらに属します。

些細な意思決定をなるべくシステム1で対処できるよう習慣化できれば、重要な場面で創造力を十分に発揮できるだろう

人間がどのような意思決定をするのかということを
把握していることで

判断が早くなるということだと考えられます。

なるべく習慣化できるものは
習慣化しておくことで

それ以外を
ゆっくり
考えられるということだと僕は
思います。

例えば
洋服はこの服を着るとか
食べ物は
これを食べるとか
決めておく
という習慣化することで

何か他のことを
じっくり考えられる
ということだと思います。

逆に食べ物や洋服選びで
時間をかけてしまうと
じっくり考えられないといった
可能性もあるので

なるべく習慣化できるものは
習慣化しておくことが大切だと思います。

この話は一部の人の
大きな悩みであると思います。

少しでも参考になっていただければ
何よりです。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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