心の貧しい人は幸いであるということについて考察!

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今回は少し哲学的な話について考えていきます。心の貧しい人は幸いであるという言葉があります。イエスの言葉です。僕たちは心の貧しい人は幸いであるということがやや理解できない気がします。少なくとも僕には心の貧しい人が幸いって一体どういうことをいってるのかな?ということが分からなかったので調べてみました。実はかなり奥が深い話だなと感じたことについて僕なりに思ったことや感じたことを書いていきますので最後までご覧いただければと思います。

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イエスがかなり前から資本主義あるいは物質主義について分かっていた可能性について。

今回の内容は背景知識が関係あるのでまずはそのことをお伝えしていきます。イエスは今現在の世界の資本主義あるいは物質主義について見抜いていたということから心の貧しい人は幸いである。という言葉を発したと考えられます。僕は初めて何も知識がない時に感じたことは心の貧しい人は幸いである。ではなく、不幸なのではないか?と思いました。ここから心の貧しい人は幸いであるということについて考えていきます。僕たち日本人の常識外の話が入ってきますので少し理解が厳しいですが、わかるようにお伝えいたします。イエスは偉大な人だなということを感じる内容です。

心の貧しい人は幸いであるという言葉は何を示すのか?

イエスの言った言葉はこのようなことです。

心の貧しい人は幸いである。天の王国は彼らの物だからだ

ちょっとというかかなり難しく解釈も分かれる内容なんですが、このことを考えていきます。僕たち日本人が心が貧しい人と聞くと人間的に良くないといったことを連想しませんか?僕は連想します。しかしイエスの解釈ははっきりとわかりませんが、心の貧しい人というものの定義は生活を甘んじて過ごしているということをさすのではないか?ということです。生活を甘んじて受け入れて過ごしている人間が心の貧しい人なので問題をおこすこともないというのがイエスの解釈のようです。心の貧しい人の逆の言葉がないんですが、あえて定義するとすれば心の貧しくない人ということでしょうか?

●心の貧しくない人という定義は一言でいうとお金持ちということ。

イエスの解釈はすごいなと感じる部分です。お金持ちは挫折を知らない。自分の思った通りの世界にいるから。そして自分の思い描いた通りに生きて傲慢になるからということをイエスは言っております。当たっていると僕は思いました。

※このイエスの考えは今現在の物質主義についていっているのではないか?と僕は思いました。お金持ちというものに対してですが、他人に思いやりがないのではないか?物質あるいは資本主義という物差しをあらゆるところにあてているのではないか?とイエスはいっておりました。イエスの考えの深さはここからさらに続きます。物質的な人間は自分たちが死んだことは考えず自分たちが生きている間に自分たちの思うようにすると言っております。イエスの時代は物質主義も資本主義もなかったですが、その時からこのようなことを分かっていたイエスはやはりすごい人だと思いました。

そろそろ時代の移り変わり目にきているのかもしれません?!

今すぐに変わるということではないかもしれませんが、人間の価値観が変わり今までの資本主義や物質主義の時代が終わるのではないか?ということも言われております。僕のような一般人がいうことでもないと思いますが、人間にとって本当に価値のあるものはお金を払っても買えないんですね。もっというと人間が本当に価値があると思うものは目に見えないものあるいは形のないものではないでしょうか?例えば愛とか幸せとかやりがいとか生きがいとか。このようなものはお金を出しても買えません。僕が少し前にマーケティングの勉強をしているときにその当時は理解できませんでしたが今思うとすごいことを言っているなとかすごいことを教えてもらったなと感じたことがあります。人間の欲しがる順位といったような内容だったと思いますが、あるときまでは人間には様々な欲求があることから物欲を追求するようです。しかしある時に気が付くみたいです。ここが本当の金持ちの壁なのではないか?と僕は感じました。お金を出して買えるものは値札が付いているものだけ。高級車や広い家やマンションはお金を出すと買えます。しかし愛とか幸せとかやりがいとか生きがいというものには値札あるいは金額表示がありません。究極のところお金持ちになるとこの値札のないものを追求するとそのマーケティングの授業では教わりました。実はイエスの考えと同じなのではないか?と僕は思いました。同じ価値観を持った人の繋がりといったものもお金を出しても買えないですし、どうにもならないと思います。時代の価値観が変わり物質主義や資本主義の価値観が変わるというのはこのようなことをさしているのかな?と僕は思いました。普段はなかなか考えることのないテーマだと思います。人間が本当に追求しているものは値札が表記していないものであるという時代を超えた本質の考えだと思います。僕も分からないことがたくさんありますが、このようなことが少しでも分かる人間になりたいと思います。今回の記事で何かしら参考になっていただけることがあれば何よりです。最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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